概要
マウスには大きく分けてボール式マウス、光学式マウス、トラックボール マウス、タッチパッドという 4 種類のマウスがあります。
詳細
マウスって何のこと?
マウスは、コンピュータの画面上の [スタート] ボタンやメニューなどを操作するために使用します。マウスを前後左右に移動させることで画面上の (マウス ポインタ) が移動します。また、目的のメニューやボタンに (マウス ポインタ) を合わせて、マウスの左ボタンを押すと項目を選択することができます。ここでは、一般的なマウスの種類とその違いについて説明します。
マウスにはどんな種類があるの?
マウスには、一般的にボール式マウス、光学式マウス、トラックボール マウス、タッチパッドという 4 種類のマウスがあります。
ボール式マウスは、マウスを動かすと裏面に付いているボールが回転し、画面上の (マウス ポインタ) が移動します。ボール式マウスを使用するときは、机などの平らな場所で操作をしましょう。また、ボール式マウスはボールやマウスの中に埃が入りやすいため、こまめにお手入れを行うことをお勧めします。
光学式マウスは、別名「オプティカル マウス」とも呼ばれており、マウスの裏面から光を発し、光の反射によって画面上の (マウス ポインタ) が移動します。
ボール式マウスと違い、机のような平らではない場所でも操作ができ、お手入れも裏面を拭くだけなので簡単です。
トラックボール マウスは、ボール式マウスの表と裏を逆にした形で、マウスの上部のボールを動かすと、画面上の (マウス ポインタ) が移動します。そのため、マウス自体を動かす必要がなく、狭い机の上などでも作業を行うことができます。
ノート型コンピュータ用のマウスとして、キーボードの手前にトラックボールが採用されている場合もあります。
タッチパッドは、主にノート型コンピュータで採用されており、平面の操作面を指でなぞって、マウスと同じように、(マウス ポインタ) を移動します。タッチパッドには、下図のように操作面のほかに 2 つのボタンが用意されています。
1. | タッチパッドの操作面 : | 指でなぞることによって、マウス ポインタを移動できます。 | |
2. | 左クリックのボタン : | マウスの左側のボタンと同じ働きをします。 | |
3. | 右クリックのボタン : | マウスの右側のボタンと同じ働きをします。 |
マウスの接続方法にはどんな種類があるの?
マウスの接続方法には、一般的に PS2 (ピーエスツー)、USB (ユーエスビー)、ワイヤレスの 3 種類があります。
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PS2 (ピーエスツー) とは、主にマウスやキーボードなどの周辺機器をコンピュータに接続する規格のことです。
PS2 マウスはコードの端に丸い形の PS2 の端子が付いていて、コンピュータの PS2 の差し込み口に接続することで使用できます。
また、PS2 はコンピュータの電源が入っている状態で PS2 マウスの端子を抜き差しすることができないので、コンピュータの電源を入れる前に接続して使用しましょう。 -
USB (ユーエスビー) とは、マウスのほかにデジタルカメラやプリンタなどの周辺機器をコンピュータに接続する規格のことです。USB マウスはコードの端に平らな形の USB の端子が付いていて、コンピュータの USB の差し込み口に接続することで使用できます。また、PS2 マウスと違ってコンピュータの電源が入っている状態で USB マウスの端子を抜き差ししても、コンピュータを再起動することなくマウスを使用することができるため便利です。
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ワイヤレス マウスは、コードの代わりに赤外線や電波を使用して、マウスを操作することができます。赤外線や電波で通信を行うには、PS2 または USB で受信機をコンピュータに接続する必要があります。
また、ワイヤレス マウスを使用する場合は、マウスに電池を入れ、受信機との間に障害物を置かないように注意しましょう。注 : 製品によって、受信機の形状やマウスの通信方法は異なります。
ここでは、マウスの種類とその違いについて説明しました。