やさしいスマートフォンの歴史

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スマートフォン(スマホ)時代の到来

さて、前回、コンピューターの歴史が好評でしたので、ここで簡単にスマートフォンの歴史というか流れを簡単に記載します。

携帯電話を書くべきかどうか、ちょっと考えましたが、『老後に備えるアフィリエイト』のタイトルでもあるように、アフィリエイトは携帯電話というよりも、スマートフォンでの作業が圧倒的に多いと思いますので、その観点から、スマートフォンにしました。

※しかし、なかなか携帯電話とスマホの歴史を分離が難しいので、大まか解説になっております。

ここで記載する歴史のような流れは、あくまでも1つの見方に過ぎませんので、偏りある無しは別として、お楽しみ頂きたいと思います。

また、以下に引用をしているのは、ウィキペディアとなります。

スマートフォン(英: smartphone)は、携帯電話機の一形態を指す用語である。「統一された定義は無い」あるいは「明確な定義は無いなどとされるが、電話機能・メール機能以外に(=「に加えて」)様々な機能を利用できる携帯電話端末とも説明されている。日本では「スマホ」とも称されている。

と説明されています。

このウィキペディアで記載ある通り、スマートフォンに統一された定義が無いというのが、うまい表現だと思います。
筆者の感覚では、日本での普及は、主にiPhone(アイフォーン)と、Android(アンドロイド)の2強が登場して、瞬く間に広がった記憶があります。

もちろん、それまでに、BlackBerryなどが有名でしたが、「ボタンを押すのではなく、画面のスワイプ」になったのは、iPhoneとAndroidの2強の影響が大きかったでしょう。

シェアは、世界的に見るとAndroidのシェアが圧倒的に大きい。
なお、世界ではAndroidが圧倒的となっているが、日本では2014年時点iOSが過半数で、iOSとAndroidの2強状態である。

※ちなみに、iPhoneは、iOSというオペレーティングシステムを使っています。
とあるように、実は、世界的に見ると、Android型OSのスマートフォンが圧倒的(約8割)なシェアとなってるのが現状です。

 

カーネルの話し

 

さて、少々難しい話しになりますが、なんとなく聞いてください。
カーネルとは → OS(オペレーティングシステム)のプログラムの心臓部と解釈してください。

それをふまえて、以下、そのカーネルを見てみましょう。

Android型OS → Linuxカーネル (Google社が、Linuxをベースに作ったのがAndroid型のOSです)
iOS     → XNUカーネル  (アップルコンピュータ社が、X is Not Unixとして作成したOSとのこと)

※Linuxは、Unixライク(類似)したカーネルで、もともとはパソコンでもよく利用されています。
※XNUはアップルが取得・開発したオペレーティングシステムカーネルである。Mac OS Xに用いられ、オープンソースソフトウェアのDarwinの一部として公開されているそうです。XNUはX is Not Unixの略なので、Unixではないとのこと。
難しいですね~、筆者も書いててよくわかりません。笑

ここでの注目は、Linuxとか、X is Not Unixという言葉がよく使われています。

筆者の解釈の仕方ですが、「つまり、UnixというOSの要素をみんな意識して作っているよー。Unixじゃないって言ってるけど、意識はしてるよー。」 という感じがします。

この表現を毎回書くのは大変なので、よくUnixライクと表現することが多いみたいですね。
一体何書いてるの?というご指摘がありそうなので、え~と、もう難しいことは書きません。(^^;)

要するに、中に入っているオペレーティングシステムは全く別物ですよ~と言っています。
前回、「やさしいコンピュータの歴史」の回で、マイクロソフト社と、アップルコンピュータ社の二極的なシェア争奪合戦と記載しましたが、スマートフォンでも、「日本では、Google社と、アップルコンピュータ社の二極化」となっております。

あれれ、マイクロソフト社は、スマートフォンに参入していないの?
とんでもございません、Windows Mobile端末や、Windows Phone端末を出しています。しかし市場に出回っている面で言うと、最近は家電量販店にも出ていますが、もう少しシェアが拡大すればいいな、という所です。

 

そして、簡単な年表

1999年
BlackBerry 850、1999年発売・初代モデル
スマートフォンの創成期における重要な年が1999年である。この年、日本ではNTTドコモによりiモードがサービスインしている。そして同年カナダでは、リサーチ・イン・モーション (RIM) が「BlackBerry(ブラックベリー)」を発売した。
※ブラックベリーは主に法人向けであり、2004年ごろから、米国のビジネスマンを中心に普及し、スマートフォンの米国でのトップシェアを誇っている。
2007年
アップルが米国で「iPhone(アイフォーン)」を発売した。Mac OS X から派生したiPhone OS(現iOS)を搭載し、マルチタスク非対応(OS4.x以降は制限付きで対応)、アプリケーションのインストールは公式サイトのApp Store経由のみなどの制限が課され、従来のスマートフォンとは一線を画した、日本の高機能携帯電話に近い仕様が特徴である。
2008年
Android(アンドロイド)は、Googleによってスマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末を主なターゲットとして開発されたプラットフォームである。Googleの認可を受けた端末には、アプリケーションマーケットとしてGoogle Playがインストールされている。多くの端末では、このGoogle Playからアプリコンテンツをダウンロードして使えるようになっている。
2010年
米マイクロソフトからWindows Phone 7が発表され、同年9月にリリースされた。

え~と、スマートフォンはまだ歴史が浅く、そして、開発段階では、お互いのメーカーが秘密に動いているようなので、年表も大まかだと思います。

これは、やはり、お互いのシェア獲得とか、機能を真似されないようにするなど、色々な要素が絡んでいるからでしょう。
また、OS(オペレーティングシステム)的な部分を見ても、NTTドコモのiモードでさえ、世界的なシェアでは上位にこれていないのが現状です。画面スワイプ型のスマートフォンでは、iPhoneとAndroidの2強となるのでしょう。

 

パッケージ管理システム

 

そして、ソフトウェアのインストール方法を見て頂くと、パッケージ管理システムというものを導入しています。
・iPhone(アイフォーン)は、App Store経由でインストール。
・Android(アンドロイド)は、Google Play経由でインストール。
※但し、Androidの場合は、開発者向けに他の手段もあります。
となっております。
最初の文章で、「何故、カーネルのことなんて書いたの??」とご指摘もあったかもしれません。
これは、今書きました、パッケージ管理システムに繋がることでしたので、記載しました。
やはり、スマートフォンでソフトウェアのインストールって、重要ですので。(^^)/
※ここでは書きませんが、このパッケージ管理システムの扱いで、セキュリティ面も違っています。今はどちらが強い弱いとは言えません。
この、パッケージ管理システム経由で、ソフトをインストールする流れは、実は、パソコンのUnixやLinuxというOSからの流れをそのまま活かしたと筆者は思っています。
パソコンでWindowsPCに慣れた人には、最初、ソフトのインストール方法に少し疑問を持ったと思います。
それまでのパソコン(主にWindows)は、フリーソフトのサイトを自分でインターネットで見つけてきて、ダウンロードしてインストール。もしくは、知り合いとか、どこかのブログに掲載されているソフトや、雑誌の付録のソフトをインストールしていたと思います。今でもパソコンはそうだと思います。
しかし、スマートフォンは、パッケージ管理システム経由でインストールすることで、少しでもウイルス的なリスクを回避しているものと思われます。事前にGoogle社が管理しているGoogle Playや、アップル社が管理しているApp Storeを経由していますので。
だからと言って、スマートフォンがパソコンよりもセキュリティが強いのかどうかは、今の時点ではわかりません。

 

課金システム

それから、もう一つ言えることは、パッケージ管理システムを使うことで、「商売が戦略的に操作出来る」ではないでしょうか? OSにクレジットカードなどを登録してしまえば、簡単に課金できて(されて)しまいます。
この課金システムは、UnixやLinuxのパッケージ管理システムにかろうじてあった感じですが、主流の仕組みではありませんでした。

 

家庭への普及

そして、ご家庭への普及の面では、パソコンでは、WindowsやMacのOSが主流のシェアでした。UnixやLinuxのOSは主流ではありませんでした。
しかし、スマートフォンでは、そのカーネルの部分がUnixライクやLinux系統のものを使って、いわば主流になっているのです。その流れで、パッケージ管理システムも採用しているのでしょう。
UnixやLinuxは、非常に優秀なOSと言えます。もともとは、サーバーにも使われていますので、セキュリティも強くてオープンソースソフトウェアとして配布されているものが多いですね。
さて、次の新しい世代の端末はどうなりますでしょうか?楽しみです。
駆け足でしたが、以上です。
なかなか歴史が思うように書けませんでしたが、このような流れを記載しました。
今や、一人1台というスマートフォン。パソコンは、一家に1台ないし、2台くらいでしょうか。
それだけ、スマートフォンは、大きな市場となりました。
アフィリエイト広告もスマートフォンが主流となっていると思います。
ですので、今後のアフィリエイトは、どういう端末や機器が出るのかな?と予想しながら、それに応じて広告媒体も変化すると思いますので、是非、新しいものを常に情報収集してください。

今回は、やさしいスマートフォンの歴史をご紹介しました。
では、また機会あれば、何かの歴史を書いてみたいと思います。